学生・卒業生の声

問題点を見つけ出し、解決策を提案する力を身に付ける。

2022年03月05日
  • 福重 奈央
研究テーマ

土木工学、環境工学など社会基盤工学

在校生の声

私は高校生の時に「誰しもが避けられない災害や環境問題といった課題を、どうやったら解決できるんだろう?」ということに興味がありました。地球社会基盤学類なら、それらについて学べると思い、この学類を選びました。

この学類で身についたと思うことは、問題点を見つけ出しそれについての解決策を提案する力です。授業のグループ活動で、持続可能な地域社会を形成するためにどうしたらよいか?ということを考える機会がありました。将来、土木・建設分野で社会に貢献するためには、各地域で定められた条件下で、必要な社会基盤を造ったり、問題解決に取り組んでいかなければなりません。そのため、まずは地域の特性・現状から課題を発見し、そして解決案を出すために意見を交わしました。このような経験を経て、一住民として地域の課題を見つめることができるとともに、社会で活躍するための力を身につけられていると思います。

この学類では、私たちの生活に欠かせないものが、どのような仕組みでそこに在るのかを、知ることもできます。例えば橋梁はどのようにして、どんな材料で壊れないように造られているのか?建物を支える地盤の挙動や河川の水の動きはどうなっているのか?など。この点もこの学類の最大の魅力だと思っています。さらに社会基盤工学や実験、実習だけでなく、文系学類の提供科目も受講することができるため、文理両方の視点から幅広く学べるのも魅力です。

「防災」「環境」「構造」といったキーワードに少しでも興味がある方はぜひご検討ください。